第5回 明日の語り手プロジェクト ~おはなしを決めよう!~
2017年9月10日(日)13;00~14;30
たまプラーザ地域ケアプラザ 地域ケアルームにて
5回目になる「明日の語り手プロジェクト ~お話を決めよう~」がたまプラーザ地域ケアプラザで行われました。
8月の発表会で誕生した「明日の語り手」たちに新しいスタッフも加わり、ますますにぎやかになったワークショップの始まりです。
まずは導入として声出し。二組に分かれ、向かい合って「ウッハ ウハウハ」から「ウッホ ウホウホ」まで、おなかの底から元気よく声を出しました。
次に「言葉とあそぼ ~イメージをふくらませて~」というプログラムで「しりとりあそび」をしました。輪になって座り、しりとりでおとなりへ言葉をつないでいきます。ルールは3文字以上の言葉です。文章でもいいけど、もちろん「ん」で終わらないこと。ママからでた「リンゴ・スター」に子どもたちはキョトン。最後は最年少、3歳のメンバーの「犬ぞり」で終わりました。
続いて、1人ずつお題の絵をもらい、その絵について3つのヒントを出してもらい、みんなで絵を推理する、という言葉遊びをしました。3つ目のヒントにその絵の気持ちをこめること、というのがルールです。娘さんを送ってきて、そのまま参加してくれたパパも、ラクダの気持ちを的確に代弁してくれました。
次に、語り手にとってとても大切であり、とても難しいテクニック、「間」を意識するためのワークショップです。同じテーマで3つの物を紹介しますが、3つ目の前に「間」をとります。6か月の赤ちゃんと一緒に参加してくれたママは「赤ちゃんの好きなところ」というテーマで発表してくれました。1番好きなのは「クリームパンのおてて」。みんな納得のかわいらしさです。どのメンバーの発表も、「間」のあいだすごくドキドキワクワクします。これが「間」の力なのだなあ、と思いました。
こうして語り手としてスキルアップをはかった後は、12月の発表会のためのおはなし決めです。スタッフが持ち寄ったおはなしの中から、おはなしを選びました。ひとりひとりが「語り」そのものを楽しんでほしい、との願いから、スタッフも一緒に慎重におはなしを選んでいきます。まだ二つのおはなしで迷っているメンバーもいましたが、それぞれ気に入ったおはなしを、ニコニコ顔で持ち帰ることができました。
清智子
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