テラブレーション in TOKYO 2016 & 報告
日時 11月13日(日)13:00~16:30
会場 東京都北区王子 北とぴあ カナリアホール
参加費 1500円(ドリンク、おつまみ付き)
対象 一般(参加人数101名)
主催 NPO法人語り手たちの会
(語り普及事業部、地域支援事業部共催)
連絡先 042-360-1272 須山
1部 語りと活動 ~ふるさとに思いを馳せて part3~
プログラム
・針尾郁子(長崎) 「おせんくじら」(さねとうあきら『語りの本』)
「棺桶から出た手」(平戸の昔話)
・中川哲雄(東京) 「二枚橋」(東京小金井市に伝わる昔話)
「猫の王様」(ケルトの昔話)
・足立茂美(鳥取) 「鏡」(岸田今日子『大人にしてあげた小さなお話』大和書房)
「ゆかいなさんぽ」(絵本 土方久功)
「毛糸玉」(手遊び)
2部 交流タイム
3部 語りと音楽
・「フランダースの犬」(ウィーダー作より)
語り/大竹麗子 演奏/倉林晶子
・「秋から冬、いろいろ…」
里の秋、白い思い出、城ケ崎の雨 ほか ピアノ/歌唱/倉林晶子
報告
報告 須山
1部は、長崎から針尾郁子さん、東京から中川哲雄さん、鳥取から足立茂美さんをお迎えし、地元で行っている活動やお話し会の様子を伺いました。海の見える素晴らしい図書館での活動や平戸弁での語りを聞かせてくださった針尾さん、いなせな着物姿で登場の「物語屋」中川さんは、リュートの弾き語りや地域の伝説等の“ものがたり”を語ってくれました。水木しげるさんの妖怪の街境港で、おはなしポケット主宰の足立さんは、行政に働きかけた赤ちゃんへのブックスタートの活動、手遊びや楽しい語りを披露してくださいました。お三人とも講師や一人語り等幅広く活躍しています。その多様な語り活動はとても参考になりました。
2部は、恒例のワイン片手に交流タイム。飲みながら食べながら、情報交換のおしゃべりが弾んでいました。
3部は、大竹麗子さんの語り「フランダースの犬」。倉林さんのピアノとともに…。大竹さんの深く心に響く語りに、参加者一同涙して「大竹麗子のことばの世界」に引き込まれました。そして「秋から冬へ…」と題した倉林さんの澄んだ音色と歌声は“語り”そのもののようでした。
1部から3部を通し今年もまさに語りで繋がるテラブレーションの一日となりました。
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